入退くんの使い方とは?初期設定から日常操作までを詳しく解説!

入退室

入退くんの使い方を調べている方は、これから導入しようとしているか、すでに導入して操作に困っているかのどちらかです。

多機能なシステムのため、使い方を把握するには管理画面の14の大項目を順番に理解していく必要があり、使いこなすまでに一定の時間がかかります。

検索して使い方を調べている時点で、すでに「設定が複雑で思ったより難しい」と感じているケースも少なくありません。

そもそも、実際に搭載されている機能のうち、塾や習い事教室で日常的に使うのはどれくらいあるでしょうか。

この記事では、入退くんの初期設定から日常操作の手順を解説しながら、本当に必要な機能に絞ったシステム選びの考え方についても整理します。

入退くんの使い方の前に、必要な機能を整理する

入退くんの使い方を学ぶ前に、自分の教室に本当に必要な機能が何かを整理することが重要です。

入退くんは勤怠管理・ゲスト訪問機能・体温管理・訪問管理・外部システム連携など、14の大項目にわたる機能を備えた多機能システムです。

ただし、塾や習い事教室で日常的に使う機能を考えると、入退室通知・入退室履歴の確認・生徒情報の管理の3つがほとんどです。

体温管理は感染症対策が求められた時期に需要があった機能ですが、現在では使っていない教室がほとんどです。

そもそも塾で子どもたちの体温を毎回記録・管理する運用自体、現実的に継続している教室はほぼないでしょう。

勤怠管理についても、スタッフのタイムカード管理は専用のシステムや紙で行っている教室が多く、入退室システムと一元化している教室は限られます。

また勤怠管理を入退くんで行うには設定項目が多く、給与体系や勤務ルールに合わせた初期設定が必要なため、実際に使いこなしている塾経営者は多くありません。

つまり入退くんを使いこなそうとしても、実際に日常で使う機能は全体の一部に過ぎない可能性があります。

不要な機能のために複雑な管理画面を覚え、余分なコストを払い続けるのが本当に合理的かどうかを、使い方を覚える前に一度立ち止まって考える必要があります。

入退くんの使い方を学ぶ前に、自分の教室に本当に必要な機能が何かを整理することが重要です。

次は、入退くんの初期設定の手順を確認します。

入退くんの初期設定の手順

入退くんの初期設定は、LINE連携・端末設定・生徒登録の3つの作業を順番に完了させる必要があります。

LINE連携の設定

入退くんのLINE通知を使うには、まずLINE公式アカウントの開設とMessaging APIの設定が必要です。

LINE側の作業として、LINE Developersでアクセストークンとチャネルシークレットをそれぞれ発行し、Webhook URLを入力します。

次に入退くんの管理画面で、発行したアクセストークンとチャネルシークレットを入力して連携を完了させます。

この作業はIT知識がない方には難しく、手順書を見ながら進めても誤った設定をしてしまうことがあります。

Channel Access Tokenの有効期限の管理や、Webhookの疎通確認など、一度設定した後にも定期的な確認が必要な作業もあります。

LINE連携に不安がある場合はセットアップ代行を依頼できますが、1台あたり22,000円と交通費が別途かかります。

端末設定

入退くんは既存のタブレット・PC・スマホを認証端末として使えますが、管理画面から端末の登録と設定が必要です。

使用する端末のカメラ設定・ネットワーク設定・アプリの動作確認まで完了させることで、QRコードの読み取りができる状態になります。

Windows版・iOS版・Android版それぞれでインストール手順が異なるため、使用する端末のOSを確認してから作業を進める必要があります。

端末を複数使う場合は台数分この設定を繰り返す必要があるため、規模によっては初期設定だけで相当な時間がかかります。

生徒登録

管理画面の生徒管理メニューから、氏名・学年・クラスなどの基本情報と保護者の連絡先を入力します。

入塾・退塾のたびに生徒情報の登録・削除が必要で、学年が上がるタイミングではクラス情報の更新も必要になります。

生徒数が多い教室では一括登録機能を使うことで効率化できますが、CSVファイルの準備と正確な入力が必要です。

登録が完了すると生徒ごとのQRコードが発行でき、印刷して配布するかデータで送信するかを選べます。

入退くんの初期設定は、LINE連携・端末設定・生徒登録の3つの作業を順番に完了させる必要があります。

次は、日常の操作手順を確認します。

入退くんの日常操作の手順

入退くんの日常の操作は、生徒がQRコードをかざして入退室を記録し、管理画面でデータを確認するという流れで進みます。

生徒側の操作

生徒は教室入口に設置された端末のカメラにQRコードをかざすだけで入退室が記録されます。

端末はタブレット・PC・スマホのいずれでも使えますが、生徒が使いやすい高さや角度に固定しておくことが、スムーズな運用のポイントです。

QRコードを読み取ると同時に端末カメラで写真が撮影され、登録されている保護者のLINEへ入退室通知が自動送信されます。

保護者は写真付きの通知をLINEで受け取るため、仕事中でもリアルタイムでこどもの入退室状況を確認できます。

生徒側の操作は一度慣れれば数秒で完了しますが、低学年の生徒はQRコードをうまくかざせるようになるまで時間がかかることがあります。

特に小学校低学年の生徒が多い教室では、最初の数週間はスタッフが横でサポートする場面も出てくるため、慣れるまでの運用体制を考えておく必要があります。

管理画面での確認

管理画面から現在の在籍状況をリアルタイムで確認でき、特定の生徒の入退室履歴を日別・生徒別・時間別で絞り込むことができます。

朝は端末の動作状況とシステムの正常動作確認、授業中は在籍状況のリアルタイム確認、夕方は一日の入退室データの最終確認という流れが日常運用の基本です。

月ごとのデータはCSVで書き出せるため、出欠管理や保護者向けの報告書作成にも活用できます。

ただし、管理画面には入退室管理以外のメニューも並んでいるため、必要な情報にたどり着くまでに慣れが必要な場面もあります。

入退くんの日常の操作は、生徒がQRコードをかざして入退室を記録し、管理画面でデータを確認するという流れで進みます。

次は、LINE入退クラウドとの操作性の比較を確認します。

入退くんの使い方とLINE入退クラウドの操作性を比較

入退くんと比べてLINE入退クラウドは、塾に必要な機能に絞った分、使い方がシンプルです。

LINE入退クラウドの初期設定も、入退くんと同じくLINE側でアクセストークンとチャネルシークレットを発行し、Webhookを設定した上で管理画面に入力する手順が必要です。

ただしLINE入退クラウドは入退室管理に必要な機能だけに絞った設計のため、管理画面の構成がシンプルで、初期設定以外の操作を覚える負担が少なくなります。

勤怠管理・体温管理・ゲスト訪問機能といった塾では使わない機能がない分、管理画面のメニューをすっきり使えます。

項目 入退くん LINE入退クラウド
初期設定の難易度 高い 低い(5分で完了)
LINE連携設定 LINE側+管理画面の両方で設定 LINE側+管理画面の両方で設定
セットアップ代行 22,000円+交通費 無料
管理画面の大項目数 14 最小限
日常の操作難易度 慣れるまで時間がかかる 初日から使える
勤怠管理 対応 非対応
体温管理 対応 非対応

日常的な入退室通知の使い方という点では両システムに差はありませんが、管理画面の複雑さに大きな違いがあります。

入退くんと比べてLINE入退クラウドは、塾に必要な機能に絞った分、使い方がシンプルです。

次は、どちらのシステムを選ぶべきかを整理します。

入退くんとLINE入退クラウド、どちらの使い方が自分の教室に合うか

勤怠管理やゲスト訪問機能を実際に使いたいなら入退くん、入退室通知だけで十分なら使い方のシンプルなLINE入退クラウドが合っています。

入退くんは多機能を活かせる環境が整っている教室に向いていますが、塾の日常運用で使う機能だけに絞ると、14の大項目のうち実際に使うのは一部です。

使わない機能のために複雑な管理画面を覚え、セットアップ代行に費用を払い、生徒数が増えるたびに従量課金が発生するコストを払い続けることが、自分の教室の運用に合っているかを確認することが重要です。

入退室通知・入退室履歴・生徒管理という塾の日常運用に必要な機能だけを見れば、それ以外の機能を持たないシステムの方が使い方がシンプルで、コストも低く抑えられます。

LINE入退クラウドは入退室通知・生徒情報管理・入退室履歴確認という、塾で日常的に使う機能に特化したシステムです。

管理画面がシンプルな分、新しいスタッフへの引き継ぎも短時間で済み、日常運用の負担が最小限になります。

料金も30名まで月額1,650円、500名まで月額3,300円の完全定額で、生徒数が増えても料金は変わりません。

勤怠管理やゲスト訪問機能を実際に使いたいなら入退くん、入退室通知だけで十分なら使い方のシンプルなLINE入退クラウドが合っています。

LINE入退クラウドは30日間の無料体験が可能なので、実際に管理画面の使い方を確認してから入退くんと比べて判断することができます。

株式会社エクレ

2012年より学習塾を経営し、10年以上にわたり学習塾の経営・運営に携わる。他塾のコンサルティング・新規立ち上げ支援も手がけてきた。塾経営の現場で感じたコスト・利便性の課題を起点に、学習塾・スクール向け入退室管理システム「LINE入退クラウド」(2025年)「WebPush入退クラウド」(2026年)を開発・運営。Webサイト制作・SEO・デジタルマーケティング支援も行っている。