入退くんには、生徒の出席や学習への取り組みに応じてポイントを付与できる機能が搭載されています。
この機能を活用することで、生徒のモチベーション向上や継続的な通塾を促す効果が期待できます。
しかし、具体的にどのような場面で付与するのか、どう運用すれば効果的なのかを理解しておく必要があります。
また、入退くんと他のシステムとの違いも把握しておくことが大切です。
本記事では、ポイント機能の詳細と活用方法について、スクール運営の経験をもとに解説します。
入退くんのポイント機能とは?
入退くんのポイント機能は、生徒の入退室や学習行動に応じてポイントを付与し、モチベーション向上を図る仕組みです。
生徒が塾に来るたびにポイントを付与したり、宿題の提出や小テストの合格でポイントを加算したりできます。貯まったポイントは、生徒や保護者が確認でき、こどもの頑張りを可視化できます。
ポイントの管理は管理画面から行え、どの行動に何ポイント付与するかをスクール側で自由に設定できます。生徒ごとのポイント残高も一覧で確認できるため、管理も簡単です。
生徒・保護者への表示方法も工夫されており、貯まったポイントを確認することで達成感を得られます。保護者もこどもがどれだけ頑張っているかを数値で把握できるため、家庭での声かけにも活用できます。
入退くんのポイント機能は、生徒の行動を可視化してモチベーションを高める仕組みです。
では、具体的なポイント活用方法について見ていきましょう。
入退くんポイント機能の活用方法
ポイント機能は、出席管理や学習習慣の定着、目標達成の可視化に活用できます。
出席ポイントとして、毎日通うことでポイントを獲得できるように設定すれば、通塾の習慣化を促進できます。「今日も来たら10ポイント」というシンプルなルールで、こどもたちの通塾意欲を高められます。特に低学年のこどもは、ポイントが貯まることに喜びを感じ、「明日も塾に行きたい」という気持ちになりやすいです。
連続出席ボーナスを設定することも効果的です。「3日連続で来たら追加10ポイント」「1週間休まず来たら50ポイント」など、継続することへのインセンティブを用意すれば、欠席が減ります。保護者にとっても、こどもが自主的に塾に行きたがることは嬉しいことです。
学習ポイントとしては、宿題提出や小テスト合格でポイントを付与する方法があります。宿題を提出したら5ポイント、小テストで満点を取ったら20ポイントなど、学習成果を数値で見える化することで、こどもたちの学習意欲を刺激できます。
授業態度や努力に対してもポイントを付与できます。「今日は集中して授業を受けていた」「難しい問題に粘り強く取り組んだ」など、結果だけでなくプロセスも評価することで、こどもたちの自己肯定感を高められます。
目標達成の可視化にも有効です。「今月1000ポイント貯める」「今学期中に5000ポイント達成」といった目標を設定し、達成したら表彰したり、景品を用意したりするなど、ゲーム感覚で学習に取り組ませることができます。
長期的な目標設定も可能です。「1年間で10000ポイント貯めたらちょっとした景品をプレゼント」など、大きな目標に向かって頑張る楽しさを教えられます。こどもたちは目標を達成する過程で、計画性や継続力も身につけられます。
ポイントランキングの掲示も効果的です。教室内に月間ポイントランキングを掲示すれば、こどもたちの競争心を刺激できます。ただし、成績ランキングとは違い、努力次第で誰でも上位に入れることを強調することが大切です。
保護者への共有も大きなメリットです。こどもの頑張りをポイントという形で保護者に伝えることで、家庭でもこどもを褒めやすくなります。「今週は400ポイント貯めたんだって、すごいね!」という会話が家庭で生まれることで、こどもの自信につながります。
保護者面談でもポイントデータを活用できます。「先月は800ポイントでしたが、今月は1200ポイントと大幅に増えています」など、数値で成長を示すことで、保護者の満足度も高まります。
ポイント機能を活用することで、生徒の学習習慣定着と保護者との情報共有を同時に実現できます。
次に、ポイント機能のメリットについて見ていきましょう。
入退くんのポイント機能のメリット
ポイント機能は、生徒のモチベーション向上と継続率アップに貢献します。
生徒のモチベーション向上は最も大きなメリットです。ポイントが貯まることで達成感を感じ、「もっと頑張ろう」という気持ちになります。特に小学生や中学生には、数値で成果が見えることが大きな励みになります。
勉強そのものに苦手意識があるこどもでも、ポイントという分かりやすい報酬があれば取り組みやすくなります。「勉強は難しいけど、ポイントを貯めるのは楽しい」という入り口から、徐々に学習習慣が身についていくケースも多くあります。
小さな成功体験の積み重ねも重要です。「今日も宿題を出せた→5ポイント」「小テストに合格した→20ポイント」といった小さな成功体験が積み重なることで、こどもの自己肯定感が高まります。「自分もやればできる」という自信が、さらなる学習意欲につながります。
通塾の習慣化を促進する効果もあります。ポイントがもらえるという楽しみがあることで、塾に行くことが苦にならず、むしろ楽しみになります。結果として、欠席が減り、継続率も向上します。
塾を休みがちだったこどもが、ポイント制度導入後に皆勤になるケースも珍しくありません。「今日休んだらポイントがもらえない」という意識が、通塾のきっかけになります。最初はポイント目当てでも、通っているうちに勉強の楽しさに気づくこともあります。
保護者への見える化も重要です。「今月は○○ポイント貯まりました」という報告があることで、保護者はこどもの頑張りを具体的に知ることができます。塾での様子が見えにくい保護者にとって、安心材料になります。
テストの点数だけでは測れない努力や成長を、ポイントで可視化できる点も大きいです。「今回のテストは点数は伸びなかったけど、毎日宿題を頑張ってポイントを貯めた」という努力のプロセスを、保護者と共有できます。
保護者との信頼関係構築にも役立ちます。定期的にポイント獲得状況を報告することで、塾とのコミュニケーション機会が増えます。「うちの子、塾で頑張っているんだ」という実感が、保護者の塾への信頼を深めます。
生徒同士の良い競争を生む効果もあります。「誰が一番ポイントを貯めているか」といった健全な競争心が、学習意欲の向上につながります。友達が頑張っている姿を見て、「自分も負けていられない」と刺激を受けることもあります。
チーム制を取り入れることも可能です。クラスをいくつかのチームに分け、チーム合計ポイントで競わせることで、協力する楽しさも教えられます。「チームのために頑張る」という意識が、社会性の育成にもつながります。
退塾防止効果も見逃せません。ポイントを貯める楽しみがあると、「もう少し続けてみよう」という気持ちになりやすいです。せっかく貯めたポイントが無駄になるのは惜しいという心理も働き、継続のきっかけになります。
スタッフのコミュニケーションツールとしても活用できます。「今日は宿題を頑張ったから5ポイントあげるね」という声かけが、生徒との距離を縮めます。ポイント付与という行為を通じて、生徒の良い行動を認め、褒める機会が自然に増えます。
ポイント機能は生徒のやる気を引き出し、スクールの継続率向上にもつながります。
では、他のシステムとの比較を見ていきましょう。
入退くんのポイント機能と他システムの比較
LINE入退クラウドもポイント機能を備えており、どちらも生徒のモチベーション管理が可能です。
入退くんとLINE入退クラウド、両方にポイント機能があります。基本的なポイント付与の仕組みは同じで、出席や学習行動に応じてポイントを加算できます。
機能面では大きな差がないため、選ぶ基準は料金体系になります。入退くんは基本3,300円(60名まで)で、60名を超えると従量課金です。一方、LINE入退クラウドは月額1,650円からの定額制で、生徒数が増えても料金が上がりません。
同じポイント機能を使えるなら、料金が安い方が良いですよね。特に生徒数が多いスクールでは、LINE入退クラウドの方が大幅にコストを抑えられます。
ただし、入退くんには勤怠管理機能があるため、スタッフ管理も一緒に行いたい場合は入退くんが適しています。入退室通知とポイント機能だけが必要なら、LINE入退クラウドの方がコストパフォーマンスに優れています。
入退くんもLINE入退クラウドも、ポイント機能で生徒のモチベーション管理ができます。ポイント機能を求めているなら、料金が安く定額制のLINE入退クラウドを検討する価値があります。自分のスクールに必要な機能と予算のバランスで選ぶことが重要です。


